定期試験対策って何をしたらいいの?

一橋ケンアイは深谷で創業して33年の学習塾です。

 

30年以上にわたって深谷市内における各中学校の定期試験を分析してきました。

 

オーソドックスな学習法としては学校で配布されるワークのテスト範囲を2回、3回と繰り返すことです。

 

特に暗記科目の理科や社会は3回、繰り返し解き直す必要があるでしょう。

国語はもっと4回繰り返しても良いくらいです。

 

繰り返し解き直しができるように、テスト範囲をコピーして、まっさらな状態で準備をしておくと良いでしょう。

 

一橋ケンアイでも繰り返し解けるように生徒それぞれコピーを取ってあります。

 

これは資格取得の学習などにも適用できることかと思いますが、何冊ものテキストに手を出すよりも、一冊の優れたテキストを選定して、繰り返し解き直すことで基礎力が定着し、応用が利くようにもなってきます。

 

 しかし、定期試験対策で最も重要なことは、生徒さんそれぞれのレベルに合わせて、やるべき問題、繰り返し解くべき問題、完璧にマスターすべき問題を一冊の優れたテキストの中から、さらに選び抜くことです。

 

逆にいえば、やらない問題、捨てる問題を決めることが最も重要な課題なのです。

 

難しい問題で5点を取るよりも、簡単な問題で3点を積み重ねていく方が短期的には圧倒的に成果が出やすいわけす。

 

 時間は限られています。

 

限られた時間のなかで、目の前の生徒さんの「今の」実力から逆算して、「最短期間で」得点を最大化させるための戦略戦術を決めることが重要です。

 

もちろん春休み、夏休み、冬休みの講習期間には、中長期的な目線で実力を養成することが重要です。

 

「培根(ばいこん)」とは、東大の安田講堂を寄付したことで有名な明治の偉大な銀行家・安田善次郎氏が座右の銘とした言葉です。

 

培根という言葉が示すように、根を培う期間なくして、真の成長もありえません。

 

目の前に迫った定期試験で成果を出すための学習なのか、中長期的に実力を養成する学習なのか、目的意識を明確にして取り組むことが重要です。